理系の職種・業界・専攻図鑑

理系学生のための業種図鑑

理系学生の主な就職先である業界の特徴をご存知ですか?理系学生の方が学んできた事を活かして活躍できる職種をまとめました。

素材

ある素材とある素材を混ぜ合わせて、より良い素材や新しい素材を生み出す業界です。

動向・特徴

    さまざまな製品の“材料”となる素材を扱うので、幅広い業界の発展に寄与することができます。特に昨今は、リサイクルしやすい素材、有害物質を使用しない素材など、環境問題に配慮した製品の開発が注目を集めています。。

具体的な業種

    鉄鋼、非鉄金属、化学、繊維、ガラス、ゴム、セメント、紙・パルプ など

モノづくり

いわゆる“ものづくり”に関わる業界です。

動向・特徴

    日本の得意分野ともいえるものづくり分野ですが、近年は激化するグローバル競争に晒されています。この局面を勝ち抜くために、どの企業も優秀な人材の獲得と育成による「Made in japan」の復活に力を入れています。

具体的な業種

    機械、家電・電機、産業機械、精密機器、半導体、自動車・他輸送機器、建築・土木、化粧品・生活用品、食品、医薬品 など

エネルギー

電力やガス、石油など人々の活動の根源となるエネルギーを生み出し、供給する業界です。

動向・特徴

    安価で安全で安定したエネルギー供給がこの業界での使命となります。また、環境に優しく、原油価格に左右されない新エネルギーを開発することも、業界共通の課題となっています。

具体的な業種

    電力、ガス、石油、プラントエンジニアリング など

金融

お金を動かすことで利益を得ている業界です。

動向・特徴

    一見、理系学生の活躍フィールドには見えませんが、相場変動の予測、投資戦略の立案、金融関連の商品開発などは、理数系の知識や分析力が役立つため、理系学生が求められています。

具体的な業種

    銀行、証券、生命保険、損害保険、信託銀行、投資銀行 など

IT

IT(Information Technology=情報技術)を活用したシステムの構築・運用、ソフトウェア開発、データ管理などを担う業界です。

動向・特徴

    昨今、ITと無関係でいられる業界・企業はほとんどありません。すなわち、あらゆる業界と接点を持つ可能性を持っている業界ということが出来ます

具体的な業種

    ソフトウェア、情報処理、通信、インターネット、ハードウェア・PC周辺機器 など

輸送・交通

鉄道、航空、船舶、トラックなどを使い、人や物を運ぶ業界です。

動向・特徴

    車両や航空機の整備、駅や港の建設、設備やシステムの制御など、主に土木・建築・機械・電気・情報分野の技術者が活躍しています。

具体的な業種

    鉄道、空運、海運、陸運 など

輸送・交通

特に理系向けの専門職があるわけではない業界です。

動向・特徴

    文系出身者が多いフィールドですが、理系ならではの個性や武器が武器になる場合も有ります。

具体的な業種

    マスコミ、教育、コンサルティング、商社 など

このページの一番上に戻る