就活の基礎

就職活動の進め方

初めての就職活動!いつ、何を準備すればいいの?

就職活動を始めるにあたって、全体像を把握しておくことは非常に重要です。いつ、何を準備すればいいのか、初めての就活では戸惑うことがたくさんあります。ここでは、準備から就職活動の終わりまで、進め方と各ポイントの解説をします。

1.「働く」ということを知る

就活ガイダンスに参加する

大学の就職課などが開催するガイダンス。就職活動における心構え、就職活動において、大学としてどういったサポートをしていくか等の説明を受けます。
このガイダンスできちんと準備をしておくかどうかが本格的な就職活動開始におけるスタートダッシュに影響していきます。

インターンシップに参加する

インターンシップとは一定期間学生が企業内で「研修生」として働くことができる制度のこと。あくまで研修なので、基本は無給ですが、中には報酬を受け取ることができる企業もあります。ここで「働く」ということを体感できるだけでなく、広告だけではわからない企業の本当の中身を知ることができます。

参加するために服装を準備しよう

2.自分を知り、これからのキャリアを考える

自己分析をしよう

ここでどこまで深く自己分析を行えるかが、今後の選考通過における重要なポイント。
企業も面接の際に、その学生がいいことを言っているか、ではなく、学生自身の過去・現在・未来からその学生がどんな人であるのか、を見ています。過去の経験を振り返り、自分の「力」と「価値観」を明確化し、現在、そして未来の自分がどうありたいかをしっかりイメージしておきましょう。

業界研究をしよう

自己分析、企業に関する情報収集も含め、自分が希望する業界を調べましょう。業界図はどうなっているのか、ビジネスモデルはどのように成り立っているのか。最近では就職後、3年ほどで転職する人も珍しくはないですが、自分のキャリアを活かすため、会社は変わっても業界は変わらないことが非常に多いです。
そのため、今後の自分の歩んでいく人生の方向決めにもなるので、しっかり分析しましょう。

説明会に参加する

企業が学生に向けて自社のプレゼンテーションを行う説明会。企業毎に行うのもあれば、業界問わず様々な企業が合同で行う説明会もあります。企業の考え方、今後の展開を聞く良いチャンスなので、積極的に参加するようにしましょう。

OB・OG訪問をしよう

実際に企業で働いている先輩から「生の声」を聞くことによって、業界・企業研究に役立てます。
普段大手就活ナビなどには載っていない情報を得ることができるので、具体的なイメージも持ちやすいです。

自己分析・業界研究のやり方へ

3.選考に参加しよう

エントリーシートの作成

これまで頑張って準備をしてきた成果を活かす時です。まずはエントリーシートで企業に対して、自分がどれだけ志望しているか、を伝えましょう。エントリーシートは大きく、WEBで送付、郵送の2つがあります。
通過をすれば、筆記・面接に進んでいきます。ここを通過しないと何も始まらないので、「志望動機」と「自己PR」は入念に記述しましょう。

エントリーシートの書き方はこちら

筆記試験

学生の一般常識や文章力、さらに職種への適性を調査するテスト。一般的なものがSPI。
市販で多くの問題集があるので、それを利用すると良いでしょう。また、OB・OGから出題傾向を聞いてみるのも良いでしょう。時事問題もでることがあるので、日頃からニュース・新聞をチェックしておきましょう。

面接

面接は企業の採用担当者が実際に学生と向き合って質疑応答をし、選考を行う場です。個人面接とグループ面接があります。面接官の人数も様々あり、面接の形式は多種多様です。最終に近づくにつれ、個人面接になっていくことが多いです。しっかりと自分で考えたPR、志望動機を整理して話せるようにしておきましょう。また、その企業で自分が何をしたいか、どうなりたいかも考えておくと良いでしょう。

詳しい面接対策はこちら

4.内定をもらう!

内定・内々定

最終面接を通過したら、企業から「内定通知」があります。ただ、日本経済団体連合会の「倫理憲章」で、誓約書などを交わす正式な内定は10月1日からとされているため、この時期は「内々定」と呼ぶ企業が多いです。複数の企業から内定を頂いた場合は、すみやかに自分の行きたい企業を決め、それ以外の企業には辞退の連絡をしましょう。

このページの一番上に戻る