専攻別就活の進め方
機械
機械あるいは機械要素の設計、製作などから、機械の使用方法、運用などまでの全ての事項を学ぶ分野です。
“機械をつくる・動かす”ために不可欠な「材料力学」「流体力学」「熱力学」「機械力学」の四力学、実際の機械の設計、製作のための技術を学ぶ他、機構学、制御工学、経営工学、材料工学(金属学)、そして近年のコンピュータ化に対応したハードウェア及びソフトウェア技術全般までを研究対象としている場合もあります。
学んだ事を活かせる職種
- 研究開発
- 設計
- 生産技術
- 技術営業
- フィールドエンジニア
電気・電子
電気や磁気、光(電磁波)の研究や応用を取り扱う工学分野です。電気磁気現象が広汎な応用範囲を持つ根源的な現象であるため、通信工学、電子工学をはじめ、派生した技術でそれぞれまた学問分野を形成しています。「強電(エネルギーの輸送手段)」と「弱電(情報の伝達媒体)」に二分されています。
学んだ事を活かせる職種
- 研究開発
- 設計
- 生産技術
- 技術営業
- システムエンジニア
- 施工管理/設備工事
化学
物質が、何から、どのような構造で出来ているか、どんな特徴や性質を持っているか、そして相互作用や反応によってどのように別なものに変化するか、を研究する学問分野です。なかでも「どんなものを作るか」という「工学化学」と「どうやって作るか」を学ぶ「工業化学」があります。
学んだ事を活かせる職種
- 研究開発
- 生産技術/品質管理
- 技術営業
- MR
情報
コンピュータのハードウェアやソフトウェア、情報システムが稼働する原理など、情報についての基礎となる分野を数学的手法によって研究する分野です。通信工学、情報工学、システム・制御工学等に細分化されます。
学んだ事を活かせる職種
- システムエンジニア
- 技術営業
- フィールドエンジニア
物理・数学
自然界の物質や現象などさまざまなことを実験と理論で証明する「物理学」と高校で学ぶ数学をさらに深く追究したり、異なる視点から考えたりする「数学」。いずれも目に見えないものを深く考えることや数字を用いて明らかにしていくことが問われます。
学んだ事を活かせる職種
- 研究開発
- システムエンジニア
- 金融関連
生物・農業
マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する「生物学」、バイオテクノロジーの研究成果を食料・医療・環境などの分野で活用する「生物工学」、農作物の生産性の向上と品質の改善を図る「農業工学」と、生物・植物と密接に関連している学問です。
学んだ事を活かせる職種
- 研究開発
- システムエンジニア
- 技術営業
建築・土木
主に住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材などについて研究する「建築学」と道路、港湾、上下水道、ダム、トンネルなどの施設や河川、海岸など社会を支える施設の建設・維持管理と、自然環境の維持を工学的に追究する「土木工学」。
学んだ事を活かせる職種
- 設計
- 技術営業
- 生産技術
- 施工管理