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【就職エージェント通信Vol.3】得する人、損する人?!見方が変われば情報はミカタになる。

おはようございます。
就職エージェントの小澤(オザワ)です。

明けましておめでとうございます!
私もお正月は家族とゆっくり過ごさせて頂きました。
皆さんはどう過ごしましたか?寝正月でゴロゴロしてたかな?

今年は亥年(イノシシ)ですね!十二支の最後です!
十二支には、それぞれに季節が割り当てられていますが、亥の季節は冬です。
春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを内にこめている。
まさにそうしたイメージが亥年の持つ意味と言われております。
2019年は強い根っこを作る大事な準備期間です!
そして新社会人になる2020年にスタートダッシュができるようにしていきましょう!

※定期的に、弊社ご登録の皆様の就職活動に
お役立て頂ける情報を発信していきます。

そして今回は記念すべき第三弾!
テーマは「得する人、損する人。見方を変えろ」です。
是非最後までお付き合いください。損はさせません!

みなさんは、企業のページのどこ見てますか?

みなさん、日々就職活動に向けて着々と準備をされているかと思います。
(全く動いてないや~。って方!気づいてください、周りは動いてますよー!)

その中で、企業様のHPなどを見て業界・企業研究をしているかと思いますが…
どこを「チェック」しておりますか?

まさかとは思いますが、
企業名が有名~。上場している~。とかそんな安易な見方はしてませんよね?

今回は今までの見方とは違う、1ランク上の見方をお伝えします!

大事なキーワードは
「IR」「自己資本比率」です!
※聞いたことがない、意味が分からないという方は今すぐWebでサーチ!

 

「IR」とはインベスター・リレーションズの略。
簡単に言うと、企業の成績表(通知表)です。
※上場企業はHPに掲載されております。非上場は公表の義務がないのでほとんどの企業が掲載してません。

【IRから見れる情報】
・売上高、経常利益、純資産、自己資本比率といったお金関係
・好調な事業/不調な事業の要因について
・今後、企業としてどういった動きを見せていくか
などなど。

 

「IR」から読み取る能力をつけよう!

実際のIRから、、、
A社(誰もが知るIT企業)とB社(あまり知られていないIT企業)。※社名は伏せます。

A社(年間)
売上高 97億4千万 経常利益 5億6千万 売上総利益  3億9千万
従業員が900名の大手IT企業。
B社(年間)
売上高 50億5千万 経常利益 18億1千万 売上純利益  11億2千万
従業員が194名の規模は中小のIT企業。
多分今までの見方では、売上高と従業員かな?ここまで見れば一目瞭然ですよね。

単純に1人があげる年間純利益を比較
A:3億9千万÷900(従業員)=43万3千円
B:11億2千万÷194(従業員)=577万3千円

さて、これを見てあなたはまだ規模が大きくて売上をあげている企業が「良い」と思えますか?

「自己資本比率」って?

自己資本比率をざっくり説明させていただきます。

企業は銀行などから融資をしてもらって、運営しております。
自己資本比率とは融資を受けずに、どれだけ運営を出来ているかを示す指標です。

自己資本比率が高い=自分たちのお金で運営する範囲が多い。
自己資本比率が低い=他から借りたお金で運営する範囲が多い。

勿論、自己資本比率が高いほうが優秀ということです。

一般的に自己資本比率が40%を超えていると「倒産しにくい」会社と言われております。

自己資本比率はネットに掲載しておりますので。
気になる方は問題になった、様々な企業様の数値をチェックしておくといいかも!


いかがでしたでしょうか。
一生勤めるかは別として、せっかく入った企業様が倒産なんてしまったら
どれだけビックネームでもお先真っ暗になりますよね。

だからこそ、しっかり情報をキャッチアップして
「企業選び」をするようにしてください!

超大手企業の上場廃止や債務超過といったことが現実に有り得る世の中です。
頼りになるのは企業のネームではなく、実際の数字のみです。

引き続きよろしくお願いします!!

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